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よつめ染布舎  ヨツメソメヌノシャ

デザイナーの小野豊一がテキスタイルデザインを手掛け、主宰する染工房です。

主に日本の伝統的染色技法である型染(かたぞめ)や筒描(つつがき)を用いて布を染め、

衣服やのれん、手ぬぐいなど日々の暮らしの布を中心に制作しています。

最近では自然由来の染料を取り入れたり、プリントで染めたり型染に固執せず多様な作品作りも行っています。

文様から生まれるコミュニケーション。

素直で潔く、そして鮮やかに。

時には太陽のように明るく活発で時には夕凪みたく穏やかに。

 

僕たちが染める布はそんな風でありたい。

その布が暮らしの中で揺れる時、心が躍る喜びと豊かな時間を分かち合いたい。

 

新しい文様は禿びた鉛筆から生まれ使い込まれた小刀で一つ一つ紙を彫り込んでいく。

受け継がれた型染めの技と職人の勘で文様はテンポよく布に染め抜かれる。

こうして染められた布は暮らしの中でこそ生きる。

言葉を交わさずとも布と文様の力は伝わっていく。

 

これから僕たちが目指すところは布と文様から生まれる力の伝達をデザインすること。

伝統と今を織り交ぜながら次は何を染めようか。

 

小野 豊一

toyokazu ono

1982年 広島県北広島町(旧豊平町)生まれ

2003年 広島芸術専門学校グラフィックデザイン科卒業

2004年 株式会社吉田旗店にて染めの見習い

2008年 有限会社豊栄堂染工場入社

2014年 よつめ染布舎として活動を始める

2015年 拠点を大分県国東市に移し工房を新設

 

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